2月27日

相変わらず身体の具合が良くない。頭の具合も。心の具合も。
今年に入ってから最初のトンネルだ。
今年どころか1年ぶりくらいの具合の悪さだ。


なんだかずっと寒気を感じる。
だるくて仕方がない。
やる気が出ない。


誰かに助けてもらいたいが、唯一頼りになるはずの相方も一日中上の空だ。
顔色もよくない。
相方も苦しいのだろう。
だけど、この人はそれを顔に身体に出したりしないだけ。


何日続くのだろう。


ふたりは暗い闇の中にいる。
ふたりが同時に暗闇に落とされることは滅多にないはずなのに。


ああ。
死んでしまいたいとすら思える。
こんなに辛い思いをしてまで生きている意味が分からない。


眠ることが怖くて仕方がない。
新しい一日というものをこなすことに自信がない。


助けてくれ。
誰かお願いだから力を分けてくれ。
明るい場所まで引っ張り出してくれ。


もう、全てが苦しくて仕方がない。

2月26日

 なんとか腰の痛みが感じられなくなった。
 それはとても喜ばしいことである。
 ただ、それとは別に妙に気になることがある。


 相方の調子がおかしいのだ。
 別に身体の不具合を訴えているわけではない。
 なんだか、浮ついているように見えて仕方がないのだ。
 なんども繰り返すが相方は気分が浮つくような性格をしていない。
 いつも地に足を付けてずっと遠くを睨みつけているような性格なのだ。


その相方が、この2,3日やたらと外出をする。
別にそのこと自体には問題はないのだけれども、どこか気持ちが悪い。


躁鬱の状態になっているのではないだろうか。
そう心配もする。


いつも机の前でうんうんと唸っているときの相方にも心配はするけれど、やたらと外に出歩く姿も気持ちがよくない。
なにかいいことがあったのだろうか。
それとも、嫌なことがあったのだろうか。


わたしなりに心配になり、相方に声をかけてみた。


なんでも、姫奈と龍平の恋物語を書き始めたことが相方の気を良くしているらしい。
ほんの導入部分を書き始めただけなのだが、それが良作であるになることを確信しているらしい。
これまで、自分の作品に自信を持てなくてパソコンの前から離れることが出来なかったが、今回の作品は実に良いものであると確信が持てるため、ゆっくりと時間をかけて書こうという気分になったらしい。


それは、とてもいいことだ。
自分を追い込むことでしか充実感を得られなかった相方が肩の力を抜くことが出来るようになったのだ。


とても喜ばしいことであるとは思いながらもやはりわたしの心の刺は抜けない。相方がいつリバウンドを起こすか分からないから。
明るく振る舞う彼の姿を見ても、心底喜ぶことが出来ないのはわたしの心の病のせいだろうか。
それとも相方の心の病のせいだろうか。


季節は確実に移ろっていく。
こういう時期が我々には一番危ない時期なのだ。

2月25日

 腰の痛みが治まったと思ったら今度は精神状態に異常が。
なぜか、やる気が出ない。憂鬱で、不安で、なんだか怖い。
定期的にこの状態はやってくる。月に1回くらいですんでいるからまだマシなんだけどね。


 そんな気分の日はゆっくり休めばいいのだろうけど、休んでいると後ろめたいという気分に襲われる。毎日、少しでもいいから努力を続けろとわたしの心の中の悪魔に恫喝される。
 自分に優しく出来ない自分は好きじゃない。サラリーマンだって週に2日は休んでいるんだ。わたしだってたまには完全なオフがあってもいいはずなのに、わたし自身がそれを良しとしてくれない。なんて難儀な病気なのだろう。


 こんな日は相方に癒しを与えてもらうしかない。
 ねえ。笑ってよ。
 優しい笑顔を見せてよ。
 頭を撫でてよ。


 明日も休もう。相方と一緒に温泉でも行きたいな。
 頑張らないと決めた日がないと、わたしは上手に休めない。


 最近、ダメな日が多い。
 悔しいよ。

2月24日

 あなたはぎっくり腰というものをやってことがある?
ないなら、それほど幸せなことはないわ。
あるのなら、わたしの痛みが分かるでしょう。一緒に泣いて頂戴。


 あまりに痛いので日曜日でも診てくれる緊急病院に連れて行ってもらった。
 ぎっくり腰というのはおっさんの怪我(?)だと思っていたが、そうでもないらしい。結構骨盤の歪んだ若い女もなりやすいのだと医者は言った。


 いい医者だったよ。わたしの痛みを汲み取ってくれてとても丁寧に扱ってくれた。一緒にレントゲンの写真を見ながら、これは大変痛かったでしょう。辛かったですね。とわたしを労ってくれた。
 ただ、診察の最後に口にした
「あまり無理な姿勢で彼氏さんと頑張り過ぎないようにね。」
 その台詞は必要なかった。


 診察には相方も立ち会ってくれたのだが、あの阿呆は医者の言葉を重く受け止めていたようだ。
「やっぱり、あのアルプス崩しは無理があったか。」
 なんだそれ。四十九手目みたいな言いかたすんな!


 痛み止めの注射のおかげで座ることくらいは出来るようになったけど、今日は横になって安静に過ごすことにした。
 幸いにわたしには今、脳さえあればやるべきことがたくさんあるのだから。


 あい。愛。Ai。
 それってなんだろうね。


 久し振りに息子に会いたくなった。
 でも、LINEを送る勇気もないんだよね。
 わたしにちゃんとした愛があれば、もっと勇気も湧くものなのだろうか。

2月23日

痛い。


この痛みはやばい。


夕方から痛み出した腰の痛みがまだ抜けない。


相方が懸命に土曜でも見てくれる整骨院を探してくれているが、なかなか見つからない。


ベッドに横になっている時はそうでもないのだけど、寝返りをうつとめっちゃ痛い。


取りあえず風呂に入ってみよう。
少しは楽になるかもしれない。


まだ、わたし一応20代なんだけど・・・。


体は精神年齢以上に歳をとっているということなのか。
痛えー。


神様。
今後はおかしな体位でのSEXは控えるから、今回だけは許してくれよ。